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大麦の品種
METHOD

大麦の品種

Barley Variety

影響するフレーバー軸:モルティフルーティー

大麦の品種によって収量・糖化効率・風味の傾向が異なり、近年は伝統品種を復活させる動きも広がっている。

なぜこの工程がこの香りを生むのか

ウイスキー用の大麦品種は、収量や病気への耐性、糖化効率を優先して品種改良が重ねられており、現在の主流品種(コンチェルトやローレットなど)は数年おきに更新される。一方、1960年代以前に使われていたゴールデン・プロミスのような旧式品種は収量こそ劣るものの、より複雑でリッチな風味を生むとされ、マッカランなど一部の蒸留所が復刻的に採用している。またベア(bere)のような古代六条大麦種を使うブルイックラディの取り組みのように、地域の風土に根ざした品種にこだわる動きも見られる。品種の違いは麦芽の糖化効率(収量)に直結するため、経済合理性と風味の複雑さのどちらを優先するかという蒸留所の姿勢を映す選択でもある。

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